
ウィザードリィシリーズの最新作『Wizardry Variants Daphne』(以下、ダフネ)が2024年秋にリリース!
人気シリーズの最新作ということもあり、多くのRPGファンがプレイ中!
2025年2月には、累計100万ダウンロードを達成するなど、今も勢いは衰えていません。
しかし、SNSやレビューでは
「ウィザードリィ ダフネが難しすぎる…!」
という声もよく見かけます。
今回は、ダフネがなぜここまで難しいと言われるのか、その理由とつまづきやすいポイントの対策を解説。
ぜひ、本記事を参考にダフネを楽しんでくださいね!
ウィザードリィシリーズとは?死と隣り合わせの硬派RPGの魅力

まずは、ウィザードリィシリーズについて軽く紹介します。
ウィザードリィシリーズとは、1981年にアメリカで誕生した3DダンジョンRPGの先駆け的存在の人気シリーズ。
日本でも多くのファンを持ち、古典的なRPGの代表作として知られています。
ゲームが好きな方であれば、きっとウィザードリィシリーズのシステムは見覚えがあるはず。
それほど、ウィザードリィシリーズはゲーム業界に大きな影響を与えた存在であり、ゲーム好きであるのなら、一度はプレイしてほしい名作中の名作ともいえるシリーズです。
ウィザードリィシリーズの特徴は以下のようなものがあります。
- 一撃で全滅する可能性がある戦闘
- キャラクターのロスト(完全消失)
- 高い自由度と戦略性
いわゆるハスクラ(ハック&スラッシュ)と呼ばれるもので、基本的には探索や冒険というよりも、戦闘をメインに楽しむゲームです。
今回紹介する「ダフネ」もハスクラ要素が強く「難しすぎる」と言われる原因になっていると考えられます。
【ウィザードリィ ダフネ】「難しすぎる」と言われる理由3選

ハスクラ要素が多く含まれるダフネが難しいと言われる理由は以下の要素があげられます。
高難易度の敵との遭遇│一撃で倒されることもザラ
ダフネの戦闘は、まさしく初心者殺し。
序盤であっても容赦なく強力な敵が登場し、運が悪ければ開幕一撃で壊滅なんてことも珍しくありません。
特にこのゲームでは、敵のスキル発動や攻撃パターンが初見殺しレベルであることが多く、事前に情報を持っていないと対応しきれません。
そのうえ、ダンジョン内では「ハーケンの鉤」と呼ばれるアイテムを使わない限り、自由に脱出できない仕様。
この鉤は課金アイテム扱いで入手も限られており、「強敵に出会っても逃げられない」状況が頻繁に発生します。
運良く戦力が揃っていれば勝てますが、育成リソースの配分次第では一気に詰みやすいのもダフネの特徴です。
つまり、無策で突っ込めばほぼ確実に全滅。
階層ごとのギミックや敵の属性・弱点を理解し、パーティ編成・装備・アイテムを準備した上で臨まないと、生存すら困難なゲームバランスとなっています。
ハクスラ要素の奥深さ│弱点を見極める
ダフネでは、敵を倒して装備を集める「ハック&スラッシュ(ハクスラ)」の要素が強く、適切な装備を揃えなければ攻略は著しく困難になります。
たとえば、敵の弱点を把握しないまま物理一辺倒で攻めても、ダメージがほとんど通らず、一方的に削られるといった状況も珍しくありません。
初心者が最初に苦しむ「はじまりの奈落」に出現するスケルトン系の敵がその典型例。
この敵には退魔系の武器以外ほとんど効かず、ダメージ1ケタで苦戦→回復も追いつかず全滅という流れは“詰みパターン”の定番でもあります。
さらに厄介なのが、必要な武器がドロップするとは限らない点。
ハクスラの醍醐味でもあるランダム要素が、初心者には「装備運が悪いと何もできない」という不安材料にもなります。
「せっかく深層まで来たのに、弱点を突ける武器がない」
「火力が足りず、長期戦でジリ貧に…」
こんな状況を防ぐには、探索の段階である程度の武器バリエーションを確保しておくことが重要です。
武器だけでなく、状態異常や属性攻撃への耐性装備なども含めて、「装備の揃い具合=進行度」に直結する点は、まさにダフネのハクスラらしさと言えるでしょう。
初心者には難しい…?操作性の複雑さ
私自身、友人にダフネを勧めたことがあるのですが、ゲーム内容や世界観には興味を示していた一方で、縦持ちでの操作にどうしても馴染めなかったようです。
「進みたい方向に進めない」
「急に横に動いてしまう」
といった細かい操作ミスにストレスを感じ、結局プレイを断念してしまったとのこと。
たしかに、スマホゲームに慣れている私でも、スワイプ方向と移動挙動に微妙なラグを感じたり、意図しないターゲットに向かってしまうことはあります。
これが戦闘中だと、思わぬ方向に移動して敵の攻撃を受けてしまうことも…
操作性に関しては「慣れ」で解決できる部分が多いとはいえ、初心者ほど「ゲーム性よりも操作のクセで苦戦する」ことが多いのは確かです。
【ウィザードリィ ダフネ】初心者向け攻略のコツ!パーティ編成とレベル上げ

ダフネの難易度は確かに、高め。
万人受けするとは言えないゲームだとは思います。
しかし!ストーリーはかなり引きこまれます。
だからこそ多くの人にプレイしてほしい…
ここからは、私なりのダフネ攻略ポイントをお伝えします!
効率的なパーティ編成
ダフネでは多くのなキャラクターが存在し、種族や職業もさまざま。
基本的に前衛は主人公(仮面)、騎士、戦士がおすすめ。
種族としては体力の多いドワーフがおすすめです。
後衛は体力の少ない、僧侶や魔術師を配置。
この基本さえ押さえておけば、あとは応用のみ。
好みで編成するもよし、レアリティやスキル重視で編成するもよし。
自分好みのパーティを編成しましょう!
レベル上げと装備集め
ダフネでは装備集めと共に、レベル上げも重要です。
ダフネの場合、レベルにはそれぞれ上限があり、上限以上を目指す場合は「等級試験」をクリアする必要があります。
初めての等級試験はレベル20で発生。
鉛等級試験の疑問や合格のコツについては、下記の記事で詳しく執筆しています。
せっかくレベル20に到達したプレイヤーたちを苦戦させる等級試験…
鉛等級試験の離脱者は多くいると思いますが、クリアすればはじまりの奈落のボスであるヘルムートを倒しやすくなるため、コツを掴んでクリアを目指しましょう!
全滅を繰り返して強くなる|ダフネの“死に覚え”攻略法
ダフネの魅力のひとつが、「何度もやられながらも、少しずつ攻略法が見えてくる」点にあります。
たとえば「はじまりの奈落」では、ラスボスであるヘルムートをはじめ、数多くのボスが登場します。
最初は成す術もなく敗れてしまうこともありますが、何度も挑戦していくうちに、
- 「この攻撃にはこのスキルが効く」
- 「このタイミングで防御に切り替えるべきだな」
といった形で、徐々に戦略が体に染み込んでくるのです。
これはまさに“死にゲー”の醍醐味であり、失敗と反省を繰り返すことで自然と腕が上がる設計になっています。
最近ではプレイヤーによる攻略記事やSNSでの情報共有も充実してきているので、完全初見で苦戦するのが不安な人は、他のプレイヤーの知見を借りるのも立派な戦略です。
攻略法を知った上で再挑戦すると、「なんであのとき勝てなかったのか」がクリアに見えてくるはず。
“全滅=失敗”ではなく、“気づきへのヒント”だと捉えることで、ダフネというゲームは何倍も面白く感じられますよ!
まとめ│確かに初心者殺し…でも、だからこそ面白い!
「ウィザードリィ ダフネ」は確かに難易度が高いゲームですが、中々攻略できないことも魅力の一つです。
しっかりとした準備と戦略を立てることで、きっと初心者の方でも楽しめるようになるはず。
本記事をきっかけに多くの方がダフネをプレイしてくれるようになると嬉しく思います!

ちなみにウィザードリィはSwitchでも別シリーズが販売中!
興味のある方はぜひ、チェックしてみてくださいね!